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トウシ「はぁぁっ!!」
刀獣「……くっ…!!!」
刀獣討伐。
その任務で現世に来ている俺は、遭遇した刀獣と戦闘していた。
あと一撃…そう思った。
が、
刀獣「うぉぉぉお!!」
トウシ「なっ!?」
後ろから新たな刀獣が襲い掛かってきた。
氷輪丸は乱菊の所だから避けられない。
?「氷天に舞え"氷柱雪月華"。……"華月-カゲツ-"!!」
ザシュッ ザシュッ
刀獣「「っぎゃああああ!!」」
突然現れたそいつは、一撃で刀獣を倒した。
逃げようとしていたヤツも纏めて。
薄い水色の髪、浅葱色の瞳。
そして真っ白なマフラー。
市丸が創ったという死神代行だった。
セツカ「大丈夫?日番谷隊長。」
トウシ「あぁ。悪い。えっと…」
セツカ「雪華。氷竝雪華です。よろしくお願いします。」
氷竝雪華。
月明かりに照らされるそいつの笑顔は、綺麗だった。
<空座第一高校>
セツカ「あ。」
トウシ「ぶっ!?」
イチゴ「おぉ、雪華じゃねぇか。ん?冬獅郎?」
廊下でバッタリ鉢合わせた俺と氷竝。
黒崎が言うには此処の1年らしい。
ユミチカ「へぇ…君が氷竝雪華かぁ。」ランギ「なかなかいい子じゃない。」
セツカ「はい。市丸さんから力を頂きまして。よろしくお願いします、綾瀬川さん、松本さん。」
ランギ「もう、松本さんじゃなくて乱菊さんで良いって言ってるじゃない。」
ユミチカ「僕も、弓親でいいよ。」
セツカ「はい。乱菊さん、弓親さん。」
…………どうしてこうなった。
屋上で昼飯を食べている俺達、その輪には、氷竝がいた。
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