氷龍が出会うのは

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そういえばコイツ、斬魄刀を持っていたな。 トウシ「氷竝、お前、斬魄刀はどうしてる?」 セツカ「あぁ、呼べばすぐ来ますけど。」 トウシ「……頼む。」 やはり氷竝のも実体化していたか。 屈服は完了している様だな。 氷竝は立ち上がると、 セツカ「……<氷柱><雪夜>。」 少し大きめの声で呼んだ。 二人…確かあの時も二刀流だったな。 すると数秒後、 ツララ「呼びましたか?」 ユキヤ「我が主よ。」 巫女装束と狩衣の男女が現れた。 こいつらが氷竝の斬魄刀か。 セツカ「うん。特に用は無いかな。……ですよ、日番谷隊長。」 トウシ「わかった。俺のも紹介しよう。松本、綾瀬川。お前らもだ。」 ランギ「はぁーい。」 ユミチカ「御意。」 俺達も立ち上がり、 トウシ「氷輪丸。」 ランギ「灰猫ー!!」 ユミチカ「瑠璃色孔雀。おいで。」 それぞれの斬魄刀を呼んだ。 ヒョウ「何でしょう。」 ハイネコ「来たわよぉー。」 クジャク「久しぶりに呼ばれたね。」 すぐに来た氷輪丸達。 それとほぼ同時に バンッ ルキア「一護!!この霊圧はって氷柱!?雪夜!?氷輪丸も……。」 朽木ルキアが屋上に駆け込んできた。斬魄刀達の霊圧を感じたか。 ……袖白雪、もう出してんじゃねぇか。 ツララ「白雪ー。近頃どう?」 シラユキ「変わりはありませんよ。」 ユキヤ「久しぶりですね、氷輪丸。私が帰ったとき以来ですか?」 ヒョウ「あぁ、確かそうだ。」 ハイネコ「可愛い子じゃない。」 ランギ「でしょー?」 セツカ「う…苦しいです…。」 ユミチカ「雪夜達のファッション、どう?」 クジャク「雪夜も氷柱も狩衣と巫女装束が一番合ってるんだよねぇ。」 …………コイツらのほほんと話しやがって!! 怒鳴ろうかと息を吸い込んだ瞬間、 ザワッ セツカ「刀獣!!しかも沢山!!」 ユキヤ「行きますよ、主!!」 トウシ「ちょ…待っ!!」 シュンッ 刀獣の霊圧を感知した氷竝は、二人を連れて討伐に向かった。 俺達も急いで追いかける。
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