黒バス編

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<カラオケ店> ユウカ「……で。」 アカシ「何だい悠夏?」 ユウカ「何でこの面子?あと征離れろ。」 どうも、洛山高校1年になりました、天谷悠夏です。 今回は私が語るようです。 私の彼氏、赤司征十郎がですね、カラオケに行きたいと言い出しまして。 帝光メンバーと黒子の彼女、日向要ちゃんを呼んだんですが。 タカオ「赤司さんの彼女、美人さんッスね。」 アカシ「だろう?」 クロコ「要だって負けてません。」 チヒロ「……天谷は美人系だろう。」 ……何で相棒らしき人達までいるんだろう。 アツシ「とりあえず歌わない?」 タツヤ「誰から歌う?」 カナメ「はい!!私歌います!!」 何か進んでるし。 カナメ「悠ちゃん、一緒に歌お?」 ユウカ「いいけど…何を?」 カナメ「あー…チルドレンレコード。」 ユウカ「OK。」 ピピピッ じゃ、歌いまーす。 白いイヤホンを耳に当て 少しニヤッとして合図する 染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ 「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦 あの日躊躇した脳裏から 「今だ、取り戻せ」と コードが鳴り出しそう 愛しくて、辛くて、 世界を憎んだヒトの 酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ 未来は生み出せない 少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって 「ツレモドセ」 「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる さぁさぁ、コードを0で刻め 想像力の外側の世界へ オーバーな空想戦線へ 「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は 止まらない もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 逆境具合がクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く! イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば 考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば 冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も 「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら 案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 少しだけ前を向ける 少年少女前を向く 揺れる炎天すら希望論だって 思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを 「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」 合図が終わる 少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 「ツカミトレ」 「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ [チルドレンレコード/IA]
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