第2話

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それが、第一声だった。 , , , , 私は、小さな頃に患った病気のせいで、一年に一回検診にいかなければならなかった。 何時もは、すぐに検査も終了して、家に帰れる。 しかし、今日は何故か遅い。 異常なまでに。 もう、三時間は経っているだろう。 それに、隣に居る母の顔色が余り良くない。 心配だ。 しかし、いくら何を言っても「大丈夫」の一点張り。 本当にどうしたのだろうか。
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