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雨「おはようございます!!」
遅れてきた雨月は自分の教室にダッシュで走りドアを開けた。
雨『あ、しくった。前のドアからじゃ遅れてるのがばれる…』
そう考えた時はもう遅く教室に入っていた。
でも、おかしなことにいつもと教室の雰囲気が違った。
黒板に『黒咲 空』と書いてありその字の前には黒髪の綺麗な顔立ちをした男の子が立っていた。身長は156センチくらいで少し雨月の方が大きそう。
雨「え・・・?」
驚きに体が動かない。とゆーより、見惚れてしまった。
先生「こらーー!!青田!!遅刻だ!!」
雨『今日の2時間目の担当ごりちゃんじゃん・・・。これは、説教か?』
ごりちゃんこと千場先生は説教が超長い先生。遅刻常連者に入る雨月はよく怒れている。
クラスメイトの女子「せんせーい!!それより紹介!!」
クラスメイトの女子はこの転校生に興味津々みたいだ。
先生「え・・・?あ、はい。」
先生が女子と対決している間に雨月は自分の席に逃げるように座った。
窓側の一番後ろ。ここは、寝心地がとてもいい。
??「雨月~。今日も徹夜~?」
この子はめま。雨月のよき理解者。そして、心友。
雨「めま。あの子誰?」
め「あの子は『黒咲 空』先週、イタリアから帰ってきて転校してきた。
まぁ、帰国子女みたいな・・・」
スー
雨月は眠っていた。徹夜でしかも、寝る暇もなく学校に来たので疲れたのだろう。
め「もう。雨月は・・・」
ちょっと、頬を膨らませながらも雨月専用布団を雨月に掛けた。
空「ねぇ、この人雨月って人?」
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