4人が本棚に入れています
本棚に追加
例えば、心から歌手になる事を望んでいる人の場合は、どんな助言も自分のためと思って、真摯に聞き入れるの。聞き入れた上で、どんどん自分で行動し始めるの。
1しか言ってないのに、次会った時には、10やってくるみたいな感じで。
助言を大事なアドバイスとして組み込んで、どんどん飛躍しようとしていくの。
本人自身もその時間を楽しんでいるように見えた。
だけど、誰かに認められたい一心で歌手になろうとしている人は、常に自分の努力を人に褒めてもらっていないと不安になるの。
アドバイス一つもどんどん苦言のように聞こえるみたい。
「私はこんなに努力しているのに。」って、悲観的になるの。
それは、「自分がなりたい自分像がないままに、その場所に憧れている。」からこそ、起こってしまうものだと思う。
特に、芸能界なんていう場所は、他所から見ると華やかに見える。たくさんの人が応援してくれている憧れの光景は、自分のアイディンティティを確立させるのに分かり易い図式になっているからね。憧れやすい部分があると思う。
でも、人から賞賛される華やかな一面だけを見てはダメなんだ。
よく見れば気付く。
人気の芸能人たちは、自分の内から溢れ出すエネルギーを多くの人に放出しているだけだって。
そのエネルギーに周囲が恍惚するような感動を覚えているって。
最初のコメントを投稿しよう!