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「えっと、すみません」
「あ?何だ兄ちゃん?今取り込み中だから後にしてくれ」
「いや、そこの女の子の分も払うんで停めてくれませんか?」
「え?」
俊彰の行動に女の子のは目を丸くして驚く。
「そうかそうか、いやースルドさえ払ってくれれば何も文句は言わねー、二人とも停まんな」
「ありがとう店主」
そう言って俊彰は二人分のスルドを払い自分の部屋へと向かった。
しかし
「待ってください!」
少女がローブを強めに引っ張り俊彰を呼び止める。
「うっぐ…苦し…ギブ」
「ああ!すみません!」
少女は直ぐに手を離して謝る。
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