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「…これは不味いぞ」
俊彰は洋風の街に一人立っていた。
街には人が溢れ、宿屋や酒場が賑わっている。
「やるしかないか」
俊彰は自分の体を見渡す。
麻布の服とパンツだけの格好だ。
「これは無いな。ん?手首に銀の腕輪が…外れない」
俊彰の手首には銀色の腕輪が付けられていた。
「これは?」
俊彰は腕輪に付いている緑のボタンを押した。
―――――
ステータス
所持金
アイテム
装備
フレンド
ギルド
メール
ヘルプ
―――――
俊彰は、先に所持金を確認した。
2000スルド
この世界では単価がスルドらしい。
「とにかく装備からだな」
俊彰は装備屋に向けて歩き始めた。
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