始まりは転属命令から

2/16
66人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
 厳しい試験を突破して呉鎮守府に配属されてから約一ヶ月。 「異動命令だ。ラバウル基地に転属してもらう」 『………はい?』  俺…舞鶴と碇は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたに違いないだろう。 「異動…ですか…」 「むしろ喜んでほしいのだがな。鎮守府こそ施設は最大だが戦果は上げにくい。その中でもお前たちは特に優秀だったから激戦地に転属というわけだ」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!