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私ははじめ、芸能人になることに
魅力を全く感じなかった。
引っ込み思案で、
内気を絵に書いたような子供。
それが私だった。
私の父は日本を代表する映画監督で、
私の父の映画のエキストラとして
1度映画に出演したのがきっかけだった。
映画をみたあるプロデューサーの人の
目にとまった私は、
芸能界デビューを強く勧められ、
母の反対を押しきって
父の独断でデビューが決まり、
アイドル歌手として
【音音】という芸名で活動が決まった。
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