348人が本棚に入れています
本棚に追加
朝のホームルームの始まりのチャイムが鳴り響く。
私は席に着くと前に座っているのは私の幼なじみの「山野 美穂」
彼女は私とは正反対の性格で明るくて前向きで誰からも人気がある。
「ねぇねぇ、芹香。今日帰りにカラオケ行かない?実は他高の男子呼んでるんだ~」
他高の男子……。
合コンかな?
当分合コンはいいかな。
「ん~。ごめんね。今日は颯斗と約束あるの。本当ごめんね」
「了解~。まだ二人続いてるんだね。早く付き合っちゃえばいいのに~」
「それはないない。恋人にはならないよ」
「そっかぁ…。颯斗君が気の毒だよ~」
「二人共、そんなんじゃないから。割り切ってるから大丈夫だよ」
「そっかぁ。二人がそれでいいなら何も言わないけどね」
美穂は私達の関係を知ってる。
最初は混乱していたみたいだけど、今はもう慣れたみたい。
最初のコメントを投稿しよう!