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いつもの授業が終わり私は正門で颯斗の帰りを待つ。
「悪い悪い。長引いちまった」
颯斗は少し小走りで私の傍へと来てくれる。
周りの女の子達の視線が痛い…。
颯斗はモテてる。よく告白されてるみたいだけど、どして彼女作らないのか不思議。
私達の関係はお互い彼女や彼氏が出来るまでの契約みたいな感じなのに。
「何か買ってく?」
「ううん。私は何もいらないよ?」
「そっか」
駅まで歩くと電車に乗り颯斗の家へ向かった。
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