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「…やってくれたな」
「だって。私は先生が嫌いだもん」
「フッ。この前言っただろ?無駄だって」
「無駄かどうかは後で分かる事だよ。先生…悪く思わないでね?…昨日の…お返しだから」
ニコッと微笑み先生の耳元で話すと私は歩いて行く。
何とも思わない。
早く処分が決まるのを待つのみ。
そして私はある場所へと向かった。
学校を出て駅へと向かい電車に乗り終点まで行くと、歩いてその場所へと向かう。
「お母さん…久し振りだね」
お母さんのお墓。
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