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小学校高学年になると、詩吟だけではなく、詩吟に併せて舞う『詩舞』にも興味を持ち始めた。
詩舞は土曜日の午後からあった。
詩吟が終わった後にお昼を挟んであるものだ。
袴を来て、扇を持ち漢詩の世界、情景を舞で表現するのだ。
また扇と刀をもって舞う『剣舞』もある。
それは男性がするものだ。
時に優雅に時に激しく、時に悲しみを表す。
詩舞は人数が少なく、先輩が3人いただけだった。
教えてくれる師匠(センセイ)は詩吟の先生とは違い、別の所から来て下さった。
練習は扇を目の前に起き正座しての礼で始まり正座しての礼で終わる。
大会本番は男装と言う体で髪は高い位置にポニーテールをし、前髪を上げ、白塗り化粧をする。
詩吟も詩舞も私に沢山の事を教えてくれた。
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