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数十分ぐらい俺は美女からの説明を受けた
ここはいわゆる天国と地獄の間のハザマみたいな場所で死んだものが来る所らしい、
俺は死んだ覚えが無いのだがどうやらあのあぜ道で飲み込まれたのがここの入り口らしく体は消滅し魂、いわゆる俺の意思だけしか残らなかったらしい
全く持って信じられない話だったが、さっきの心の読まれたのとただならぬこの雰囲気の場所を見ると信じざるおえなかった
「俺は死んでしまったんだな・・・」
やりたいことは大体やったがあの店のことだけを考えると少しやるせない気持ちになる
本来ならもっと気持ちが暴走するんだろうが・・・ここにいるとなぜか落ちつかせられる
「すみません、すべてはこの雑巾の仕業でして・・・」
「なんだと・・・?」
話を聞くとこういう事らしい
雑巾は一応最高神様というやつらしく全世界を創造したやつらしい
だが最近地球での人間の行いの報告書や書類が急激に増えたらしくただでさえ忙しかった執務が増えてイライラしたところで
「なんじゃ!この書類の多さは!できるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
と駄々をこねたところ机を破壊してしまいその破片が地球にぶち当たってその当たったところがこの場所への道となってしまいすぐに閉じたが俺はその瞬間に呑み込まれてしまったらしい。
落ち着け...俺ももう25だ...怒りに任せて行動する時期はもう終わったんだ....
「え!?心では葛藤してるのに体は全く違うことやってるんだけど!え!なにそこはそっちにまがらない.ギャァァァァァァァァァァ」
数分後
また雑巾になった最高神とやらが復活するまでに俺は気持ちを落ち着かせた(物理的に)
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