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~K府K市某所~
周りには古い民家、そして畑と田んぼがほとんど田舎町
電車は機能しているがあくまで二つ隣の栄えている街への中間地点に過ぎない
のどかな街の小さな戦場でのお話
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田舎町にある大きくは無いがそこそこの敷地の広いお店の厨房では
毎日たくさんの料理が作られていた。
今日もお昼時は騒がしくお店は繁盛しているらしい
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「すいません!A定食2つ!両方ともご飯大で!」
「あ、こっちはB定食!お味噌汁つけて!」
店は客がぎっしり詰まっており
カウンター・テーブル・座敷
と全部埋まっていた。
「「「かしこまりましたァァァ!」」」
合わせてるのか、はたまた偶然か、厨房では一斉に声が響く。
厨房は店の半分を占めており結構広めだが、如何せん注文が多く人の出入りが激しい。
そんな中一人黙々とメインを作り盛り付けている男が一人
「おし!出来たっ!佐助!A定食の酢豚としょうが焼き、二つ上がったぞ!」
「了解です!有羅さん!」
佐助と呼ばれた青年がメインである酢豚としょうが焼きをお盆に乗せ、厨房をからテーブル席へ向かう
「A定食ふたつお待たせしました~!ご飯、お代わり自由なのでお代わりでしたらお呼びください!ごゆっくりどうぞー!」
お得な定食はさておいて主人公に話を戻そう。
彼は 柴崎 有羅 (シバサキ ユウラ) 25歳 独身
黒髪 短髪ではないが後ろでまとめてばらつかない様にしてある。
顔は凜としていて釣り目のどちらかといえばワイルド系の顔立ち
身長は高めの186cm
体系は服の上から見ると細過ぎず太過ぎず少しガッシリしているガタイとでも表現出来る身体つきだ。
彼はこの田舎町の定食料理屋「華鈴」の最初の料理人にして総料理長的存在である。
「B定食!鰈の煮つけとアジフライお待ちどうさま!もってけ!」
また注文の料理が完成、お昼時のピークはこんな感じで今日も過ぎていく
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