冒険家、異世界に投げ込まれる

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1ヶ月かけて周りを整備していた時に、現地で幾つも墓所の発掘を手伝っていた現地人が 「なんだこれ?なんかおかしいぞ?」と言い出した 墓所の入口付近なのだろうか? 普通の墓所と違って、何故か凝った造詣の門が出て来た 普通墓所というのは入口を隠す為、あまり凝った物は置かないし作らない だがその門のような物には精緻な紋様が彫られていた 「おいおい・・・なんだってこんな凝りに凝った細工彫りが」 俺は我を忘れたかのように、その細工彫りを見つめていた そこである事に気がついた 周りは砂や厳しい環境で劣化しているはずなのだ なのに細工彫りは劣化どころか、かけてすらいないのだ
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