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「どんな理由にしろ、やり過ぎだ」
「…分かってる」
「分かってるなら、同じ事繰り返すな」
「……………」
もう無理…。
何か…疲れた…。
私が悪いんだけど…疲れた…。
―――バンッ!!!―――
颯斗が部屋に入って来る。
すごい勢いで。
「…愛美…大丈夫か？」
「うん…。颯斗ぉ」
颯斗に抱き着く愛美。
…いつものパターンだ。
また私が……悪者…。
「何やってんだ。…いくら芹香でも…許せない……酷いぞ芹香」
「……………」
私は無言で部屋を後にする。
さっきまでは何もかも上手く行ってたのに…たった…これだけでバラバラに崩れちゃうんだから…。
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