142人が本棚に入れています
本棚に追加
先生は私を引っ張ったまま部屋へ入る。
二人はもう居ない。
帰ったみたい。
「先生!!痛いってば!!」
腕を掴んだまま寝室へ入ると、私をベッドに突き飛ばし上着を脱ぎ捨てベッドへ沈み私へ覆いかぶさる。
「…な…何?先生がシテくれるの?私の欲求…満たしてくれるんだ」
ニコッと微笑み先生を見つめた。
先生は私を見てフッと笑う。
初めて見る笑顔…。
不意に口づけられる。
キス?!
私は先生の肩を押して、唇を離し訴え様とすると再び無理矢理唇を重ねられた。
私の頭を撫でながらどんどん深くキスをする。
強引だけどどこか優しいキス。
私の…慣れていないキス。
唇から顎を通り首筋へと下りて来る舌。
愛撫は嫌いなの知ってるくせに…やめて…。
最初のコメントを投稿しよう!