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「…お前が…求めてるのは…快楽だけじゃ…っ…ねぇだろッ」
頬にキスをしたり…唇にキスをしたりと、繰り返しながら動く先生。
違う…快感だよ。快感。
私は違うと何度も必死に訴える為に、首を左右に振り絶対に認めなかった。
行為が終わればぐったりとベッドへ横たわり肩で息をする先生と私…。
久し振りに沢山した。
窓を見るとカーテンの隙間から光が差し込んでいる。
「ん…朝だね……」
頭がぽーっとする。
ウトウトと眠気が襲って来る。
先生は何も話さずに、ぎゅっと私を抱きしめた。
力強く抱きしめる先生。
「…先…生……」
先生の腕の中ではほとんど意識がないまま、朦朧としていたらそっと額にキスをする先生。
「…優し…く……しなぃ……」
そのまま深い眠りに付いてしまった。
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