微かに開き始める心

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「おいっ!!何やってんだっ!!」 また先生…。 このタイミングで先生が来るなんて…偶然? 「大丈夫か?!」 「…はい……芹香ちゃんが…」 私は二人を無視して歩いて行く。 私は悪い事はしていない。 挑発したのは愛美なんだから。 「待てや。テメー…血を流してるの見て何とも思わねぇのか。手当てするから、着いて来い」 すごい顔で私を睨む先生。 軽く愛美を抱き上げて車へ向かう。 何で私まで着いてかなきゃいけないのよ。 私達は先生の部屋へ向かった。
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