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第一章 大空に愛されし者
in並盛
ブッフォォォォォ
ポタポタと、読んでいた漫画本が飲んでいた炭酸により、無残な最後を遂げてしまった………いやいやそれより、
「うん……ごめんリボーン、聞こえなかった。もう1回お願い」
「1回で聞き取れダメツナめ。だからお前は綱吉じゃなくダメツナなんだぞ」
「うん、ごめんホント悪かった突っ込まないからさ、何て言ったかもう1回だけ、出来れば冗談であって欲しいんだけど………」
………俺の耳が悪くなきゃ何かもう慣れ親しんだ単語が聞こえてきちゃったんだけど。気のせいだよね。うん、気のせい
「今度暗殺者来る事になったぞ」
「………………あぁ……今日は天気がいいな~…」
「無視してんじゃねぇぞダメツナが」
ボゴォォォォォォォォォォ
あの小さい体のどこに倍以上ある俺を吹き飛ばす力があるんだよ。
「無視したくもなるよ!何なんだよ全く!暗殺者?ヴァリアーはもう充分だよ!」
来てしまったぁぁぁ!!!!久しぶりに来てしまったぁぁぁぁ!!!!あぁ、懐かしのその響き!
「と言うか!俺はボンゴレは継がないって言ってるだろぉぉ!」
「いい加減認めやがれダメツナめ。高2だろ?」
「高2関係ないだろ!?認めるも何もやだよ!」
「まぁお前が何しようが高校卒業したらイタリアに渡るんだぞ」
「何それぇぇぇぇ!!新たな事実出てきたんですけど!」
「言ってねぇしな」
「言えよ!」
あーもう!だからマフィアは嫌なんだよ!
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