No.1 キグルミの正体?

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「えー、作戦は失敗してしまったが、もう一度やろうと思っている。どうだ、エリナ」 「そうね、コウタ隊長。なんかこのままだと納得できないわ」 「確かに、僕の騎士道に」 「エミール、うるさい!」 「だろ、ということでリーダーさん、頼んだぜ」 『目標、キルゾーンに入ります』 「よし、エリナ!」 「了解!」 エリナがキグルミの足を掴み、コウタが羽交い締めにした。 「おいリーダー、早く!」 素早くキグルミの頭をとったが、またキグルミの頭だった。 「だと思ってたぜ。だが、もう一度とれ、リーダー」 再び、頭をとると… 「あら、皆さんごきげんいかが」 「え、ラケル……博士?」 「それはもういらないお人形なの」 「え?」 「ほら、見て」 窓のほうを指すと、零號神機兵が暴れていた。 「もっと大きなお人形。これで遊びましょ」 「うあぁぁぁ!!」ガバッ 勢い良く起き上がり、あたりを見渡した。 「……夢か」 end
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