売ってしまえる物
4/13
読書設定
目次
前へ
/
40ページ
次へ
(思い出も売ってしまえるほど冷めてしまったのか?) 柾生の頭の中であの日の薄紫色のネックレスがゆらゆらと揺れていた。 その残像になまめかしく潤んだ瞳で見つめる莉乃が重なって見えた。 そういえば最近、目にすることはなかった。いつだったか柾生自身が持つペアの方を目にした時に話題にしたことがあった。 「あるよ。してないだけ。」 そう言ってなかったか?
/
40ページ
最初のコメントを投稿しよう!
8人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!