第1話

14/290
前へ
/290ページ
次へ
「ねえ、シオン。彼って今どこにいるんだろうね。」 「彼って、あいつのことか?」 窓を見ながら紫園は聞く。 「カズヤ君よ。御門和哉(みかどかずや)君。」 御門和哉。 忘れもしない。 中学、高校と一緒に苦楽を共にした親友。
/290ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加