第1話

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「国家公務員? エリートなんだ……」 「僕は自分のことをエリートだなんて思ってはいないけど、 世間の人は勝手に国家公務員と聞いただけでそう思うんだろうね」 夏未と和哉が会話をしている最中であった。 注文していたメニューが紫園たちの席に届く。 「ありがとう、マスター。」 紫園はスプーンを手にブラックチェリーライスを口に運ぶ。 夏未は相変わらず和哉との話に没頭していた。 「シオンに代わるね」
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