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「まぁ、それは適切だな。ほらっもう腹減っただろ?なんか作ってやるよ」
俺もなんだかんだでこいつに流されてる気がする。なかなか振り回されてるし、調子狂うな。
「うんっ俺も手伝うよ!俺こう見えて結構料理得意なんだよねっ!」
腕まくりをしながら言う輝石。
ほぉ、どれほどのもんか見せて貰おうじゃねぇか…俺はこれでも調理師免許まで持ってるからな。料理には自身がある。
俺は冷蔵庫から食材を取り出した。
「さて、じゃあこれで肉じゃがでも作って貰おうかな…俺は魚焼いて味噌汁作るから。」
やっぱり料理の味を見るには和食に限るからな。あまり期待はしないでおくが…
「おっけー!俊介ん家、なんでもあるんだなっ」
輝石はキラキラした笑顔で言ってくる。すげぇ目の輝き。そんなすごいか?
まぁ確かに、冷蔵庫にはけっこう色々な食材を揃えている。いざって時に、無いもんがあったら嫌なんだよなー。
「ほら、やるぞ」
「うんっ」
あー、なんか、ちょっと楽しくなってきた。俺もまだまだ精神ガキだかんなー。こうゆうのも、悪くない。
かもな。
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