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ま、まぁでもあんな男痛い目にあって当然だよねっ!
…うん、当然だ。ざっまあみろって感じだな!うん。…痛そう…男のビンタだもんな…
べ、別に!?全っ然心配なんかじゃないよ!!ただ、口から血出るだろうなって思うだけ!!!ただ、頬に手形が残るだろうなって思うだけだしっ!!!!!!
「はぁ…いてぇ…」
その場にしゃがみ込む男。
し、心配じゃない!バカか俺は!なにやってんだ!心配なんかじゃないぞ!!!
・・・・よし、帰ろう。
それが1番いいよな。
俺は物音をたてないようにゆっくりと足を動かした。
「おい、そこのガキ。」
その声にビクッと身体を硬直させて、恐る恐る見ると、男がこちらをガン見している…
やべぇ!!!ばれた~!!!こぇ!!!犯されるぅぅぅ!!!!
「なっ、なんでしょうか?」
若干声は裏返ったがなんとか返事はかえした。
「てめぇ、随分といい趣味してんだな。他人の修羅場のぞき見しやがって…」
最初からバレてたのっ!?嘘でしょ…木で見えてないと思ってたのにっ
てゆーか貴方俺に背中向けてたじゃん!
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