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うわあああ!やばいよ!どうしよ!?パニックなんですが!?
「の、のののっ、のぞき見なんて!た、ただ…男同士でキスしてたから…」
「ああ?男同士でもキスぐらいするわ。」
いやいやいや…そりゃする人はすると思うよっでも公園の外灯のしたでする人はあんまり居ないと思いますよっ!?
…なんて、言葉も言えず俺はただただ俯いていた。
「つかさぁ~、こっち向けよ。」
男の言葉に少しだけ顔を上げた。
俺ってなんて素直な性格なんだ…
…う、わぁ…なんだこの人…
はっきりと見る、男の顔は、暗がりでも分かるほど…それはそれは、顔面が整ってらっしゃる…
どこのモデルだよ…こんなカッコイイ人初めて見た…
うわっ、やっぱり口から血出てる…めちゃくちゃ痛そう…これ絶対後からもっと腫れてくるやつだよ
はぁ~やっぱり気になってしょうがない…俺ってとことんお人よしだ…
俺は男に近づいてハンカチを目の前に突き出した。
「こ、これ、使って、下さい。」
恐らく1週間くらい洗濯してませんが…
「お前、変なやつだな…つかあんなの見て、怖くねぇの?」
男は無表情に見えたが少しだけ、悲しそうな顔をしたように感じた。
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