第1話

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翌日も電車とバスを乗り継ぎ、大学の講義室で教授の講義をノートをとりながら受ける男性 講義を終え、大学の近くのクリーニング店の裏口から入って制服に着替え、カウンターに出る男性 少ししてブランドの黒いファーの付いた白いコートを着た茶髪の女性がクリーニング店にやって来る 「先週、出したの出来てる?」 革のハンドバッグから券を取り出し、男性に渡す女性 「えぇ、少しお待ち下さい。」 女性から受け取った券を持って裏に向かう男性 女性の服を持ってカウンターに戻る男性 「お待たせしました。」 「有難う。」 男性から服を受け取った女性がクリーニング店を出る 「有難うございました、またのお越しを。」 バイトが終わりクリーニング店の裏口から出た男性が大学の図書館に向かい、宇宙関連の本が並ぶ本棚へと向かう 「アインシュタイン…アインシュタイン…アインシュタイン……」 本棚に並ぶ本の名前を確認しながら目当ての本を探す男性 「お、あった。」 目当ての本を手に取り、読み始める男性 一通り読み終わった本を本棚に戻し、図書館の振り子時計を見る男性 「ん~?微妙な時間だな。」 図書館を出た男性が大学のある部屋に入り、部屋の電気を付け、部屋の中においてある描きかけのキャンバスを壁に立て掛ける キャンバスを壁に立て掛けた男性が部屋の棚の中にある筆と絵の具を取り出し、幾つかの色の絵の具を出し、筆に絵の具を付け、描きかけのキャンバスを描き始める 「ふーぅ……」 キャンバスを書き終えた男性はキャンバスを部屋の外の壁に立て掛け、部屋を閉めてから汚れた手を洗いにトイレに向かう 「あとは乾くのだけだしこのまま帰るか。」 手を洗い終わり、トイレから出た男性がそのまま家へと帰る 翌日も昨日と同様に大学に着いた男性は部屋の外に出したキャンバスを見に行く 「え…嘘だろ…?」 部屋の外に出したはずのキャンバスが無いのに気付いた男性が慌てて部屋の前に向かう 「マジか……」 キャンバスが無いのを確認した男性が頭を抱え、部屋に入り、電気を付け、地べたに座り込む 「誰だよ…… あのキャンバス結構、高かった奴なのに……」 ショックの余りに項垂れる男性 「しょうがない…そのままにしてた方が悪いか。」 部屋の電気を消し、部屋を閉めてから講義を受けに講義室に向かう男性
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