第一話 罵り箱
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だが、彼はクビにならない。 一応古株の社員であり、年も年なので、辞めさせるのは忍びない、 「だからどうか頼む、本人には私から注意する」 と社長が引き留めているのだ。 彼は社長の前ではその腐ったまな板のような顔をグニャリと曲げて ニコニコし、媚びへつらう。 しまいには、泣き落としまでする。 そうやって、彼は30万近くの月給と、年合計4ヶ月ほどの賞与を もらい続けていた。
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