ブラッドとクレイドル、対面

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――ねぇ、知ってる? この極東に、新しい部隊が来るんだってさ ――ああ、確か第三世代なんだろ? ――そうだよ。ここの第三世代はアレだけど、ブラッドは強いのかな? ――……お前、強かったらどうするつもりだ? ――取り敢えず勝負挑む? ――お前な…… ――あはは、冗談だよ! だって、きっとあたしの方が強いもん――…… ――――― コウタ「あ、あとは副隊長だね。自己紹介頼むよ」 エト「あ、はい! えっと、始めまして! エトヴァス・ラングザームといいます! エトって呼んでください!」 アイリ「あたしは牙崎アイリ。このクレイドルの隊長だよ、よろしく!」 ソーマ「ソーマ・シックザールだ」 エト「アイリさんにソーマさんですね、よろしくお願いします!」 コウタ「んじゃ、ブラッドのみんなをサカキ博士のとこに連れていくから、アイリたちは新人教育をお願い。今からオウガテイル討伐が入ってるんだ」 アイリ「OK、任せな」 コウタ「ありがと!」 ――――― アイリ「エリナ、ちゃんと相手を見て狩りな! 油断してると食われるよ!」 ソーマ「エミール、無駄な動きが多すぎる。もう少し考えて行動しろ」 エリナ「わかってます!」 エミール「了解だ! 騎士として、無駄な動きをなくしスムーズに動かなければならないのだな!」 アイリ「……エミール暑苦しいね。そしてエリナがウザい……」 ソーマ「ま、アレの妹だしな。プライドが高いんだろ」 アイリ「めんどくせぇ……あ」 ソーマ「気付いたか。ヴァジュラテイルの乱入だ。どうする?」 アイリ「狩るに決まってんでしょ。オウガテイルだけでも手こずってるのに、その上オウガ上位種入るとめんどくさいもん」 ソーマ「だな」 アイリ「さ、行くよ!」 ――――― アイリ「いやっふー!」 ソーマ「テンション高いな」 アイリ「まあね! 久し振りに雑魚狩りできたし?」 エリナ「ヴァジュラとクアドリガとボルグ・カムランとシユウを雑魚呼ばわり!?」 アイリ「だって事実だし。前第一部隊のみんなは各種を一人で倒せるよ」 エリナ「なっ……」 エミール「すばらしい! 正しく君は、この荒れ果てた世界を救う女神だらぼしゃぁ!?」 ソーマ「あ、悪い。つい足が」
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