4人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「そんな会話を今日の朝してきたんだか、こんな彼女をどう思うよ?」
「そうだな、とりあえずそれ本当に彼女なのか?」
教室で俺の話を聞いていたクラスメイトの新垣は複雑な表情をしていた。
「それはともかく、まさか本当に君ら二人が付き合うとは俺も予想外だったな。」
俺が付き合っている彼女というのが同じクラスメイトの瀬戸なのだが、正直性格がちょっとアレだ。8月にいろいろあって、事件があって、その成り行きで付き合うことになった。
「しかしよくそこまで罵られるもんだな。」
「いつもはあんなんじゃないんだぜ。さすがに死ねとはあまり言われたことないんだ。」
「罵られるのは普通なのか……。」
最初のコメントを投稿しよう!