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最初は何が起こったか分からなかった
しかし、足元に倒れた犬を見ると右肩らへんが血に濡れていた
「若、スナイパーです!」
「っおい!しっかりしろ!」
慌てて犬の顔を叩くと薄く目を開け、俺を見た
「力、コイツを病院へ運ぶぞ!他の奴らはその男とスナイパーを任せる!」
「はい!」
返事を聞いた俺はグッタリとした犬を抱え、後部席に乗り込む
「力、頼む!」
「了解です!」
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