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刹那side
初めまして刹那です。転生してとりあえず6才になりました。
産まれてすぐ曹孟徳が妹で俺がその双子の兄と聞いたときは思わず気を失ったね。
てか曹孟徳って男じゃあないのかよ!!とか思ってた日もありました。
そういえば神様が三國志を基本とした世界とか言ってたね。
まぁ楽しんで生きていこうかな。
「刹那早く起きてご飯食べなさい。」
「今からいくよ母さん。」
今俺の事を呼んだのが曹嵩、真名を華那いつもは優しいけど怒るとめっちゃ怖い俺の母親だ。
ちなみに父親は俺らが産まれた後に賊に遅れをとって死んでしまったらしい。
「おはよう。母さん。」
「おはよう。刹那。もう少し早く起きれないの?」
「朝早く起きれないのだけが兄さんの唯一の弱点でしょ。」
「それもそうね。」
今軽い嫌味を言ってきたのが曹操孟徳、真名を華琳。俺の双子の妹でいずれ覇王と呼ばれる人物だ。
「唯一って言い過ぎだぞ華琳。」
「そんな事ないでしょ。双子の神童とか言われてるじゃあない。」
「いやいや。それを言ったら華琳にも当てはまるよ。」
「2人とも凄いのはわかったから、早く食べなさい。冷めたら美味しくなくなるじゃあない。」
そう言って手を叩いて食事を促す。
「それよりも刹那。華琳に挨拶したの?言い合う前に挨拶くらいなさい。」
と少し怒り気味に言われたので慌てて
「ごめんなさい母さん。おはよう。華琳。」
「こちらもごめんなさい母様。おはよう。刹那。」
「挨拶は大事よ。華琳、刹那。」
もう少しで母さんが修羅になるところだった。
「そう言えば、2人に会わせたい子達が居るのよ。」
「会わせたい子達?誰なのですか母さん?」
「夏候姉妹よ。」
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