これまでの双子

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夏候姉妹side 「秋蘭今日は何処に行くのだ?」 「話を聞いてなかったのか姉者?」 「いや・・・その聞いたような聞いてないような。」 (慌ててる姉者も可愛いなぁ) 「今から行くのは、曹嵩様の所だよ姉者。」 「おおっ!そうだったな。なら早く行こうではないか秋蘭。」 「あんまり急いで転けるなよ姉者。」 「私はそんなどんくさくなど『フギャ』」 「姉者!!!大丈夫か?しっかりしろ・・・姉者ーーーーー!!!」 「だ・・・大丈夫だ秋蘭。私は生き・・・てるし・・・泣い・・・てなどない。」 (泣いてる姉者も可愛いなぁ) 「そこの2人大丈夫なのか?」 姉者で和んでいるといきなり声をかけてきた男がいた。年は私達と同じくらいか。そんな事を思っていると 「誰だ貴様!!!私の秋蘭に何のようだ。下らん理由なら叩ききってやる。」 いつの間にか泣き止んでいた姉者がその男に七星餓狼を構えていた。 「いやいや。君の妹?が凄い叫んでたから気になって声をかけただけだよ。」 と笑いながら言っているが 「名を名乗らずそればかりか理由も聞かずいきなり剣を向けて来るとは少しやり過ぎじゃあないかな?」 凄い威圧感が2人を襲う。 「すまない。私は姓は夏候 名は淵 字を妙才と言う。姉者が無礼を働いたことを許して欲しい。」 「秋蘭なぜ謝る『姉者!!!』うっ・・・私の勘違いだすまない。私は姓は夏候 名は惇 字を元譲と言う。」 (この2人が夏候姉妹か)などと驚きながら黙っていると 「貴様の名はなんと言うのだ!!!」 「名乗られたからには名乗るが・・・まぁいいか。俺は姓は曹 名は龍 字を天馬と言う。ちなみに言うとお前達を迎えに来た者だ。」 そう言うと2人は驚きそして素早く頭を下げて謝った。
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