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曹嵩side
「遅いわね兄さん。何かあったのかしら?」
「心配し過ぎよ華琳。そんなに時間も立ってないわよ。」
「そんな事無いわよ!!」
怒る華琳を可愛いなぁとか思いながら眺めていると
「ただいま母さん。2人とも連れてきたよ。」
「お疲れ様。でも何で後の2人は震えているのかしら?」
「ちょっと色々あってね。」
などと誤魔化そうとしているが
「申し訳ありません曹嵩様。私達2人が先ほど曹龍様に無礼を働いたのです。」
「どういう事かしら?」
さっきの事情を説明する。
「刹那もう許しているのですか?」
「はい。もう許しています母さん。」
「ならば私は言うことはありません。華琳もそんな顔をするのはやめなさい。」
そこには凄い怒っている華琳の姿があった。
「代わりに怒ってくれてありがとう華琳。」
そう言って抱きしめる。すると慌てて
「もう恥ずかしいから離れて。」
と真っ赤な顔を反らした。
「さて落ち着いたことだし、改めて紹介しましょうか。」
「では私達から姓は夏候 名は惇 字を元譲そして真名を春蘭と申します。先程の無礼のお詫びにしては無理があると思いますが、お三方には受け取って欲しいと思います。」
「私は姓は夏候 名は淵 字を妙才そして真名を秋蘭と申します。姉者と同じく私の真名もお受け取りになってください。」
「お二人の気持ちは良くわかりました。私は曹嵩 真名は華那。」
「俺はさっき名乗ったが改めて姓は曹 名は龍 字は天馬だ。春蘭に秋蘭さっきの事はもう気にするな。だから俺の真名も預ける。俺の真名は刹那だ。」
「母様も兄さんも・・・まぁいいわ。姓は曹 名は操 字は孟徳よ。私の真名は華琳。2人とも次からは華琳と呼びなさい。」
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