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「いてて...乱暴な奴らめ!」
少年は辺りを見渡した。
「にしても...見れば見るほど変な感じ...牢屋が木でできてるなんて...。」
「それに空気もきれいだな...。」
「ねえ」
隣から声がした。
「ん?誰?」
「君の牢屋の隣だよ!」
「で?なに?」
「一緒にここから出ない?」
「で、出る?」
「任せて...。」
隣の牢屋が開く音がしてこちらの扉も開いた
「俺、出るとは言ってないけど...。」
「え!?でもでもこのままここにいたら何されるかわからないよ?」
「...いくよ。」
「ふふ、軽く自己紹介ね。あたしはクシナダ!よろぴく☆」
「俺はルシウスだよろしく。」
「さあーて!見張りが押し寄せる前に出て行きましようか!」
(勢いでとんでもないことをしているような気がする…)
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