第一話 陽炎の悪戯

12/16
前へ
/32ページ
次へ
元々下着みたいな格好ゆえに、直ぐに露になる相川の胸元。 つぅか、マジで最近のやつは発育良いな。 大きいとは思わんけど、ぺったん胸でもない。 適度に膨らんだ其処を、捏ねるように手のひらを動かし、その先端を指で弾く。 「セン……セ?」 唇を離せば怯えたように揺れるその目が、何とも言えず欲望を誘う。 男なんて単純だ。 こいつは、自分の半分程度の年齢の子どもで、しかも教え子。 頭では分かっていても、際どい仕草と格好、そんな単純な視覚的情報で、意図も簡単に不埒な妄想に駆り立てられ身体が動く。 潤んだように見えるその瞳。 微かに震える小さな身体。 俺はその肌に舌を這わしつつ軽く吸い、そして甘く噛みついては、擽るようにそれを滑らせた。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加