嫁入り懇願

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「なんで?」 シュンとしていると涼雅はため息をつき 「男同士は結婚はできない。わかったら家に帰れ」 「そんな」 あまりのショックに耳と二つの尻尾を出してしまった 「お前、それ」 気づくと狐の姿に戻り森に向かって走った 人間の町で狐がいたら目立つわけで今人間に追われています 愛する人には振られ人間に追われ散々だ 今は人の姿になり街を歩いている 美味しそうな匂いが一杯する。涎が垂れそうだ
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