第9話

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結「さて、と。一応、落ちてた物はすべて回収したハズだけど…他に落ちてないかと壊れてないか…。」 とブツブツいいながら、丁寧に辺りを見渡した。 10分ほどして、問題が無いことを確認すると、私は事務所に戻った。 悠「どうだった?」 帰り支度をしていた悠季さんが私に気がついて声をかけてくる。 結「どこも問題ありませんでした。」 まっすぐに顔を見ることが出来ないから、笑顔で答えるとすぐに自分のバッグに視線を向けた。
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