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ただ、著者の中では体罰もいじめも、継続して心に留まっている問題なのです。
いじめに関しては、それをテーマに作品を書きましたが。
作品の冒頭部とテーマが決まり、そこに純愛を絡めたら。プロットの中のキャラクターは、自ずと出来上がりました。
ただ、作中に登場する山下 球児くん。彼は、その当時には存在しないキャラクターで、途中でチョイ役で登場させるつもりでした。
それが、あんなに重要なキャラクターとなるとは……
それから、次回作についてです。
いよいよと言いましょうか、遂に和泉が再登場します。その辺りは、今作のエピローグを読まれると予告されていますが。
今作も、実は和泉の仕業?
そんな深読みをされた方もいたかもしれませんが、著者として多少の匂わせ方をした事は認めます。
ただ、本当の復活は次回作からとなります。彼が、どのような事件を引き起こし、どのように酒出と対決するのか。
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