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~出会い~
ピピピピピ・・・・・・・カチッ
目覚ましがなり起きてみると・・・
「うっ!!!」
思わず声が出た、40度近く熱が有るのかというくらい体がダルい、少しなんてもんじゃない! シンドイが和くんに物申さなきゃいけないので休むことも出来ない。朝飯も食わず重い体を引きずりながら学校に行くと、そこにはいつも以上に元気な和くんと順がいた、(俺は順平をいつも順と呼んでいる)、順が俺に
「勇、こいつの相手かわってくれよぉ~」
何か朝からニコニコしているな、和くん何か良いことあったのか?だが、聞く元気もない、困っていると、和くんから切り出した、
「朝から梨華ちゃんが、腕組んで登校しよ♪、なんて言うからテンション上がっちゃうよな」
なんだ、吹っ切れたのか、少し苛々するが・・・よしとするか
「勇の顔色悪くね?和のイチャイチャ話聞いたから?・・・なんてレベルじゃねーな」
「ホントだ!大丈夫かよ!」
そんな顔色悪いか?自分じゃわかんねーけど・・・・
「授業中寝て部活サボればなんてことないよ。心配すんな!じゃ、お休み」
そんなこんなで眠りについた、そして、休み時間のチャイム、授業始まりのチャイムでも起きることは無かった・・・・
「・・・きて、い・・お・・・て!」
ん?なんだ?
「起きて、勇!下校時間だ」
「順か、てか俺そんな寝てたんだ」
「まぁ、ゆっくり支度して帰って早めにまた寝るんだな。じゃあ明日な」
「ああ、起こしてくれてありがとう助かった。明日な」
順はいつもこういうときに然り気無い優しさがあるんだよなぁ。はっ!メール!
思い出した俺は急いでメールを確認したが、幸いメールは来ていなかった。まぁ、来ていたとしても行けなかっただろうが・・・・・・。
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