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家に着くなり俺は急いで風呂に沸かして、風呂に入り飯なんて食わずに寝てしまった。
霧の中・・・また他人の夢と繋がってしまったのか。しばらく歩いていると、河木田先輩がいた。自分で来てしまって何だが気分は最悪だ!
「なんだ、君か・・・。疲れてると思い呼ばなかったのだが」
「知らぬ間にまた、繋がってしまったみたいです・・・仕事ですか?」
「そうだ、ちょうど良いところに来た。この子君が相手してくれ。俺では出てこないようだ。給料は後日渡す。疲れてるのにすまないな。じゃあな」
何でこの人は人の話を聞かないできえちゃうんだよ!絶対喧嘩売ってんだろあの野郎!
そもそも誰が相手なんだ?
「こんばんは・・・出てきてくれないかな?」
「いや!」
「何で嫌なの?」
やべぇメッチャ声可愛い!早くどんなこか見てみたい!きっと可愛いに決まってる!
「嫌!どうせあなたも私のこといじめにきたんでしょ!」
いじめにあってるのか・・・、何故だろう、助けてあげたい!
「いじめたりなんかしないよ、君を助けたいんだ」
何言ってんだ俺は・・・、言っておいて何だが胡散臭いな、思わず笑っちゃいそうだ。
「ホントに?絶対いじめない?嘘だったら?」
「嘘じゃない!本当だ信じてくれ!」
我ながら無理な願いだなw、知らない男に助けたいなんて言われて誰が信じんだよ。
「信じられません。それで何度裏切られたことか・・・・・数えきれません」
やっぱりそうか、どうすればいいんだ・・・・。やっぱりいじめないって証拠が必要か?考えてもらちがあかない直接聞いてみるか・・・・・・・
「どうしたら信じてくれるか教えてくれないか?」
「い、いじめないって証拠を見せてくれたらいいですよ」
やっぱりそうか、どうすればいいんだ・・・・・・・・・・
「じゃあ、君が信じてくれるまで俺はここを動かない!それじゃあダメか?」
「ふっ・・・・フフフ・・ハハハハ」
か、彼女が笑ったぁー、でも、何で笑ったんだ?
「ねぇ、何が面白いの?俺何か可笑しいこといった?」
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