第2章

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店内からランジェリー姿の理絵が2人を出迎えに来た。 「守君!久し振りだね。 今日、守君来るって聞いたから、新しいスリップ買っちゃった。」 理恵は淡いピンク色の総レースのスリップを身に付け 守の手を取り嬉しそうにブンブン振る。 「すげぇ可愛いよ。 もう絶対に理絵ちゃん指名で! ミヤは何となくいるヘルプでいいや。」 その瞬間、守がミヤに蹴られた事は言うまでもない。 自分の尻をさすりながら通された狭いボックスに腰掛ける守。 「なぁ、金あんだからあっちの広いボックスに移らせろよ。」 守が指した場所はVIP席。 「守1人のためにあんな広い所使ったら お客さん来た時座れないでしょっ。 それに…ここなら理絵とかなり密着で出来るょ。」 単純な守は最後の一言で満面の笑みを浮かべると ミヤに一万円札を手渡したのだった。
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