第2章

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一年前、ミヤが高校生の時に彼の講義を二時間ほど受けた事があった。 元々報道関係の仕事をしていた彼の話に ミヤは吸い込まれるように聞き入り 終いには感動し泣いたくらいだ。 だが、内容は全く覚えていない。 一つ感じたこと、それはこの人の授業を受けたいと思ったこと。 だからこそ大学に入学して直ぐに山崎ゼミを受講すると決めたのだ。
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