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ハンドルを回しながら煙草に火を付ける守にミヤが話し掛ける。
「ねぇ、今日は守飲み出んの?」
煙草の煙を吐くとミヤを横目でチラッと見る。
「出るよ。 何で?」
ミヤは珍しそうに車の中を見渡しながら答える。
「あぁ。 今日同伴してよ。」
げんなりした顔になる守。
「何で金払ってまでお前のランジェリー姿なんか見なきゃなんねぇだよ。」
本当に嫌らしい。
「理絵付けるよ。 隣に。
どぅよ。
行く気になった?」
理絵の名を聞いて態度が急変する守。
「理絵ちゃん付くなら行く。
あっ、でもミヤはヘルプ席な。」
守は理恵に弱かった。
金髪のロングで所々黒いメッシュが入っている理恵。
服も薬指のサイズも5号の華奢な体は守のストライクゾーンだったらしい。
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