第1話

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「よーしできた、じゃあ一番左の列から順番に引いていけ」 「よっしゃー俺が一番だ!」 孝佑の席は一番左の一番前の席だから必然的に最初になる。 だがいつも一番最初に引いて同じ席にしかならない、もう奇跡としかいいようがない。 「よしこれだーー!」 そして孝佑だけがはいテンションでくじを引き、その後はクラスメイトが普通に引いていき最後は残りの一枚を優がひいた。 優の席は毎回右側の一番後ろの席だから毎回残り物になる。 それなのに優は毎回同じ席になるのだ。 優もすごい運の持ち主だ。 「よし全員引いたな?じゃあ自分のくじの番号の下に名前を書いて後ろから集めてきてくれ」 そして後ろの人があつめていく。 「これで今日は終わりだ、寄り道せずに帰れよ!」 「起立、気をつけ、礼」 「「「「「ありがとうごさいました」」」」」 そして先生が教室をでると途端に教室が騒がしくなる。
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