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「僕は子供なんかじゃないよ! これでも君達の時間からすると数えきれない程長く「じゃアメいらないな。」あ……」
何このロキ。凄いしょぼくれたんだけど。周りに人がいたら悪人扱いされるのは自分になるかもな。
「……もういいや。本題に入るよ。」
かなりテンション下がってるな。これ何歳だよ。
「とりあえず君は僕のイタズラのためにここに来ました。いい?」
「イタズラね。寝れるなら別にいい。」
十分な睡眠時間さえあれば別に気にならないし。むしろ学校がなくなるだろうから三食風呂以外寝れるかも?
「そしてここに呼ぶうえで対人関係の記憶、記録全部消しました。これもいいね。」
「だから自分の名前が思い出せなかったのか。」
一応名前は多分親から貰ったものだから対人関係の記録なんだろうな。
「理解が早いね。もとはなかなかの秀才だったのかもね。で次、僕を楽しませるために別の世界に行ってもらいます。ここまで大丈夫?」
異世界…… 暇潰しに読んだライトノベルとか映画とかの世界観でいいのかな? ちょっと困るな。
「戦争とか技術はどんな感じなのかによる。」
「戦争はそれなり、技術は君達が分かる時代だと中世ヨーロッパってやつかな。ただし魔法がある。いわゆるテンプレだね。」
「質問追加、なんでそもそも」
俺はこんな快適空間に何故呼ばれたのだろうか。
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