第1話

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ガンガン! お、来たようだな。 「今開けるよ。」 ガチャ。 バンッ! ヒュ! パシィィ! 何があったかと言うとね、鍵を開けたらいきなりドアを開けて、いきなり俺に殴り掛かってきた所を手で受け止めただけだ。 「聞こえたわよ……。バ・バ・アって!」 意外と地獄耳なんだよな。 「はいはい、悪かったって‘お姉さん’。」 「!? 分かればいいのよ。」 あ、機嫌が直った。 扱いやすいな。 「で、今から行くのか?」 「いいえ、夜にならなければ本当の力は発揮できないわ。」 「つまりは夜に仕掛けるということか。」
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